花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
プロフィール

花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

最新記事

最新コメント

FC2カウンター

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

坂東玉三郎 特別公演-鼓童出演-
3年ぶりの金丸座(旧こんぴら歌舞伎大芝居)。
春のこんぴら歌舞伎は有名ですが、昨年秋、坂東玉三郎さんの舞踏特別公演が開催され、春・秋とファンを魅了する場所となっています。
昨秋は、チケットのみの入手をしようとインターネット発売と申込にチャレンジしましたが、発売と同時に瞬時に売り切れ、見に行くことができませんでした。

今年は、旅行会社のバスツアーに申し込んで、11月8日(金)に友人と行ってきました。

私たちの席は、西桟敷1。
38名のバスツアーだったので、西桟敷2、3…と確保されていたようです。
斜めからなので、見え方はどうかな?というところですが、舞台に近いのでまずは、良し。

DSC_0129_convert_20131118224802.jpg

小屋は満席…と思っていたら、あれ?東桟敷の2階に2人しか座っていません。
1団体、到着が遅れているの?と気になっていたところ、後で添乗員さん情報によると、ある旅行会社がチケットを確保(買い取り)したけれど、催行にならず、中止したためということでした。
興業というのは、難しい。こういうこともあるのですね…
2階の二等席ではあるものの、何十人もの空席があるというのは、郷土人として玉三郎さんをお迎えするのに残念な気持ちなりました。

DSC_0132_convert_20131118224850.jpg

第一部 地唄二題
 1.鉤簾の戸(こすのと)
 2.由縁の月(ゆかりのつき)

11080003_convert_20131118225345.jpg

ドキドキしながら開演をむかえました。
幕が開くと、それはそれは美しい玉三郎さんがすぐそこに!
たたずまいだけで「わぁ~~」とため息が漏れます。
地唄舞は「畳半畳」と言われる動きの少ない踊りです。

 歌詞
   浮草は 思案の外の誘ふ水 
   恋が浮世か浮世が恋か ちょっと聞きたい松の風
   問へども答へも山時鳥 月やは物の やるせなき
   癪にうれしき男の力 じつと手に手に何にも言はず
   二人して釣る蚊帳の紐

恋に思い悩む姿、苦悩から癪(しゃく)を起こしてしまい、思いを寄せる男性から介抱してもらうことで、やがて女性の恋が成就する感情の高まりを踊りで表現していきます。

ゆったりとした舞、身体や手、足をたおやかにしならせ、幻想的に美しく舞う玉三郎さんの身体性は、ただただうっとりするばかり。
22年前、MOA美術館で上演して以来、劇場では初めてという貴重な舞を見させていただきました。

2.由縁の月は、好きでもない人に見請けされた遊女が、今まで苦界だと思っていた廓(くるわ)を離れることで、これからは想い人にも逢うことができなくなる悲しみを、水に映る月影に寄せて嘆く姿を描いたものです。

こちらもしっとりと格調高い舞、衣装に施された月や秋の草花の装飾がみごとでした。

第二部 坂東玉三郎×鼓童(坂東玉三郎 演出)
 3.アマテラス幻想

11080002_convert_20131118225331.jpg

10月に京都南座の前を通った際、ちょうどアマテラスを上演中でした。
今年7月より鼓童とのコラボレーションで「アマテラス」を東京、福岡、京都で上演し、大成功を収めたそうです。
そのエッセンスを凝縮した舞台が、このアマテラス幻想。
舞台に大太鼓が運び出されると、胸の鼓動も高鳴ります。
鼓童は新潟県佐渡島を活動拠点に、ワン・アース(一つの地球)をテーマに掲げ、海外、国内、佐渡と1年を1/3ずつ活動しているとか。
2012年に玉三郎さんが芸術監督に就任し、伝統的な音楽芸能に無限の可能性をプラスして注目を集めています。
そして、今年は出雲大社の平成の大遷宮、伊勢神宮の式年遷宮というおめでたい年まわり。
その神話にちなんだ舞台を見られるのも良いご縁。

お腹の底にドンドンと響き渡る大太鼓、きらびやかな白い衣装をまとったアマテラスの玉三郎さん。
まばゆいこと!

海原を治めよと命じられたスサノオは、命令に従わず、荒れ狂う。
スサノオ役は、鼓童の小田洋介さん。迫力ある演技に鳥肌が立つ。
アマテラスは慈愛、慈悲をもってスサノオを鎮めようとするが、かなわない。
嘆きのあまり、天の岩屋戸へ姿を隠してしまいます。

太鼓、鉦(カネ)、鈴、笛の音。
八百万の神々が集まり始め、祈り、踊り、宴は盛り上がって、やがて一筋の光が戻って来ます。
舞台の上で力強く、また、ユーモラスにリズムを刻み、演じる、鼓童のメンバー。
和太鼓という固まったイメージがガラガラと崩れ、太鼓を一心に打ち続ける姿、バチさばきに涙がこみ上げてきました。
素晴らしい!

DSC_0134_convert_20131118224912.jpg

感動とともに終演を迎え、カーテンコールが1回、2回、3回。
メンバーも嬉しそうに演奏をサービス。
拍手がおさまらない。
4回、そして5回。
玉三郎さんも一段と優しいまなざしで、鼓童のメンバーをみつめる。
「あなたたちの演技・演奏のたまものよ」とでも言いたげな、慈愛に満ちたまなざしです。
芝居小屋の演者と観客が、一つになって最高のフィナーレでした。

この回数のカーテンコールは、今回の公演では最長だとか。
お茶子さんもびっくりされていたと聞きました。
最後まで、心震える舞台をありがとうございました。

DSC_0136_convert_20131118224932.jpg

最後におまけ。
バスツアーのランチは、瀬戸大橋が見えるオークラホテル丸亀で。

DSC_0121_convert_20131118224625.jpg

フレンチのミニコースを頂きました。

DSC_0123_convert_20131118224649.jpg

DSC_0124_convert_20131118224723.jpg

DSC_0125_convert_20131118224742.jpg
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://mapletea1224.blog67.fc2.com/tb.php/832-5c1bc4b4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)