花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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31.レンブラントにフェルメール、ゴッホ!
暫く更新できずにいました。
仕事にプライベート、慌ただしく、扁桃腺が腫れての発熱など体調不良も少々…
さて、続きを書いて、進めなきゃ。

アムステルダム国立博物館に入館し、お目当ての絵画がある2階へ急ぎました。
既にたくさんの人が入場していますが、天井の高さとこの空間だと混雑も薄れます。

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通路奥の部屋にあるソレは、遠くからでも一目でその存在がわかります。
「あそこ、あそこ」私たちははやる気持ちを抑えつつ、その絵画とのご対面にワクワク。

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レンブラント作「夜警」は、想像以上に大作で迫力がありました。
絵画についてはあまり詳しくはありませんが、「レンブラント技法」といわれる光の使い方が独特なこと…くらいの知識はありました。
すばらしい!もっと絵画について知識を得たいという思いに駆られました。

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オランダは1581年、スペインから独立、やがて東インド会社を創設し、首都アムステルダムは世界最強の商業都市として繁栄していきました。
それまで絵画の依頼主は教会や王侯貴族でしたが、財を蓄えた裕福な市民が絵画を楽しむゆとりができてきたことで絵画市場が成立します。
個人やギルド(組合)が自分たちの肖像画を注文することが流行し、この「夜警」に描かれた火縄銃手組合もレンブラント以外の画家にも肖像画を注文していたといいます。
描かれる人物、一人一人に描かれ方によって支払い額に差が付けられていたようで、これだけの大作になるとレンブラントは相当の額を得ていたと思われます。

そして、この集団の中にレンブラントはこっそりと自画像を紛れ込ませて描いています。
まるで、映画監督のアルフレッド・ヒッチコックが、自作映画にちらりと登場するような、そんなユーモアを感じます。

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1642年に描かれた363㎝×437㎝の迫力ある大作です。

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レンブラント作「ユダヤの花嫁」

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レンブラント作「織物業者組合の理事たち」

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「聖パウロに扮した自画像」
レンブラントが経済的に破綻し、豪邸も手放した後の自画像。
殉教した聖パウロに自らを見立て、光を顔面に集中させ、内向的で憂うつな悟りとも諦めともとれる表情に描いています。

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そして、次に楽しみにしていたのがフェルメール!
私がフェルメールを知ったのは映画「真珠の耳飾りの少女」を見たことでした。
2004年に映画を見たのとタイミング良く、神戸市立博物館で「栄光のオランダ・フランドル絵画展」があり、フェルメールの「画家のアトリエ」をはじめ、花卉(かき)絵画のヤン・ブリューゲルなどの絵画を見に出かけました。
今回の旅行で、ハーグ市立美術館で「真珠の耳飾りの少女」に会う予定が海外巡回中。
日本でも開催されていたにも関わらず、情報知らずで、見ることがかないませんでした。
マウリッツハイス美術館が改装中の為、ハーグ市立美術館に移されていた「デルフトの眺望」を美術館で知り合った日本人旅行者の方に教えられ、見られたことが幸いでした。
そのフェルメール絵画をここでは4点、堪能できるのです。

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「牛乳を注ぐ女」
真珠の…と同じ、鉱物のラピスラズリを使った青がふんだんに使われています。
静かな室内の様子、パン籠やテーブル上に当たる光が量感をかもし出し、注がれる牛乳の一筋の流れが永遠を思わせる傑作とされています。

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「恋文」
壁にかかる海の景色の絵画が、手紙の相手が船乗りの恋人からのものと連想させているのだそうです。
海を描いた絵は、障害の多い恋愛にたとえられていたとか。
手紙を受け取った奥様のメイドに向ける視線が、若干おびえた表情、メイドは余裕を見せる笑顔。
1通の手紙によって、どことなく主従関係が逆転しているようなドラマを繰り広げています。

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「デルフトの小路」
フェルメールが生まれ43年の生涯を送った運河の町デルフト。
「デルフトの眺望」「デルフトの小路」、故郷の風景を2点だけ描いています。

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「青衣の女」
手紙に注がれる女性のまなざし、柔らかい光に青を抑えた衣をまとうふっくらした体型がより優しさを醸し出しているように思います。
壁に掛る地図や手紙など、フェルメールは当時の流行をうまく絵描き込んでいます。

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フェルメール絵画の前には、時間が経つほどに人垣ができています。
近くで見られ、写真もOKなのですから、本当に来てよかったと思いました。

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フランス・ハルス作「陽気な酔いどれ」
ハルスは「黒の画家」として知られているそうです。
帽子の黒が効果的に効いています。

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フランス・ハルス作「イサーク・マッサ夫妻の結婚肖像画」

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ヘダ作「鍍金(ときん)したボカール(酒杯)のある静物」

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展示絵画だけでなく、建物内の装飾も素晴らしく、ステンドグラスもとても綺麗です。

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ゆっくりと見ている時間もなく、慌ただしく館内をめぐりました。

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ゴッホの絵も3点、見ることができました。
レンブラントやフェルメールの展示に比べ、こちらには殆ど人がいません…

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調度品などもたくさん展示されていますが、駆け足で…というか、広すぎて迷子になりそう。

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ミュージアムショップへ行きたくても方角が分からなくなり、係員に尋ねてたどり着きました。

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たくさんグッズを売っていましたが、ゆっくり見る時間が無くて残念!
自分へのお土産にチューリップが大胆に描かれたビニール製のトートバッグを一目で気に入って買ったのがやっと。

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後ろ髪をひかれつつ、博物館を出ました。
外は雨模様。今回の旅行、最終日になって雨となりましたが、後は空港へ移動するだけです。
入館待ちの行列は、朝以上に長くなっていました。
アムステルダム国立博物館、もっとゆっくり見たかった!
また来よう。
自分たちで歩いた旅だから、アムスはもう私の町になりました。

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