花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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納棺で感じた事
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本家のおばちゃんが息を引き取って丸1日が経ちました。
職場から外出し10時半過ぎに母と弔問に伺うと、葬儀社の方が機材を持ち込んで湯灌(ゆかん)を行っているところでした。
入れないので別室でKunikoさんの妹、Hirokoさんなど親族数人で待っていると、
これから故人様にお化粧をして差し上げますので、どうぞ皆様いらしてくださいと声がかかりました。

納棺師の方は男性、女性のお2人でした。
小柄なおばちゃんは、お布団に横たわってまるで寝ているようでした。
「とても90歳とは思えない、70歳くらいのお若さできれいなお顔をなさっていますね」と納棺師の女性が言うように、本当にきれいでした。
今にも目を覚ますような感じです。

「普段、お化粧で気にかけていらっしゃることはありましたか?」
「口紅はどのようなお色を好まれていましたか?」
丁寧に丁寧に、お化粧をして下さいます。

「わぁ、ホント、お母さん、きれいよ」
「この服もお気に入りのだし、愛用の櫛で、髪をといてあげるわね」
娘であるKunikoさん、Hirokoさんの思いが伝わります。

「この後、納棺させていただくとお体に触れることができなくなりますので、どうぞ、皆様、お別れにお体に触れて差し上げて下さい」。
「人間の機能で、一番最後まで働くのは耳だということですので、どうぞ、お言葉をかけて差し上げて下さい。きっと、お聞きになっておられると思います」。

冷たくなった手・ほほに触れ、耳元で言葉をかけました。
その後、おばちゃんの娘たち、孫夫婦、ひ孫3人、そして母と私、故人の横たわるお布団ごとみんなで持ち上げ納棺、わらじ、お数珠を納めて旅立ちの準備。
棺に一緒に納めたいものをそれぞれ入れ、ドライアイスで保護し、棺に蓋をかぶせました。
丁寧で神聖な納棺式。
私の養父母、祖父の時はどうだったのか…、残念ながら記憶にありません。
映画「おくりびと」で納棺師という仕事が世間に広く知られてから、はじめて納棺式を体験しました。
母と私は、納棺を終えた後に弔問する予定だったのですが、このように納棺式に立ち会わせていただけたのも、おばちゃんの最後のはからいだったように思えます。

子、孫、ひ孫に囲まれて、人生90歳まで生きた安らかできれいな死。
悲しいけれど、故人にとっても親族にとっても、幸せな最期の姿だと思います。
事故や事件で亡くなる方の多い昨今のニュースに触れ、特にそう感じました。
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