花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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京都迎賓館参観
姉が申し込んでいた京都迎賓館の参観が当たり、8月26日2人で行ってきました。
年1回のみ参観期間が設けられ、平成24年は8月23日~9月1日の10日間。
参加者定員13000人で、倍率は1.74倍だったようです。
指定された時間に入門しなければいけません。
参観者の代理も不可です。
入門し、係員の誘導に従い、地下広場へ進みます。
身分証明書を提示し照合、セキュリティチェックを受け、カメラ・パンフレットのみ携帯可で荷物をロッカーに預けます。

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地下通路から地上へ出て、迎賓館正面玄関から上がらせて頂きました。
一足早く秋の挿花が出迎えてくれました。
館内外とも写真撮影の可・不可のエリアが細かく制限されています。

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聚楽の間(じゅらくのま)
ロビー溜りとして位置付けされる空間で、晩餐会や大臣会合が行われる際に、随員の待合とするなど多目的に利用されているそうです。
京指物(きょうさしもの)、有職織の布地を用いた安楽椅子、生け花の花籠は、人間国宝による竹細工、置いてある飾り台は漆、螺鈿細工、竹工芸などが施されています。

そう、京都迎賓館建設に当たっては、数多くの京都を代表する伝統技能者の技を活用し、館内には伝統的技能を活用した多くの調度品を配置してあるのです。

京都迎賓館は、海外からの賓客を日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で心を込めてお迎えし、日本への理解と友好を深めて頂くことを目的に平成17年建設されました。
東京には昭和50年に赤坂迎賓館が建設されています。

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夕映の間(ゆうばえのま)
大臣会合などの会議や、立礼式のお茶のおもてなし、晩餐会の待合としても利用されます。
壁面は絵のように見えますが「綴織り(つづれおり)」という技法を用いた織物です。
こちらの面は「比叡月映(ひえいげつえい)」、向かいの面には「愛宕夕照(あたごゆうしょう)」。
いずれも京都の東西にある山の姿を織物で描いています。

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次は藤の間。
京都迎賓館で最も大きな部屋で、洋食の晩餐会や歓迎セレモニーの会場として使用されるそうです。

みごとな壁面装飾を目にしたとたん、声が出そうになりました。
一見、日本画と見間違えるかもしれませんが、これも綴織り(つづれおり)。
縦が約3.1m、横が16.6mあり、「麗花(れいか)」という作品名です。
御来賓の方々もきっと感激なさることでしょう。

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綴織りの織りや染め糸などの解説が紹介されていました。

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一目一目織り、絵画の様な壁面装飾を作り上げるのにどれだけ時間を要したのでしょうか。

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藤の間なので、藤の花が描かれていますが、全部で39種類も日本の草花が描かれているのだそうです。

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桜、すすき、梅、葛(くず)、藤、一輪草、水仙、嫁菜(よめな)、吸葛(すいかずら)、華蔓草(けまんそう)、なかばのすみれ、芍薬(しゃくやく)、露草、桐(葉)、椿

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山吹、こまつよいぐさ、紫雲英(げんげ)、昼顔、百日草、奢莪(しゃが)、牡丹、小菊、百合、萩、立葵(たちあおい)、石楠花(しゃくなげ)、薊(あざみ)、芙蓉(ふよう)、桔梗(ききょう)

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黄燭葵(とろろあおい)、鶏頭(けいとう)、南天、竜胆(りんどう)、鉄線(てっせん)、朝顔、菊、紫陽花(あじさい)、花菖蒲(はなしょうぶ)

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カーペット、椅子の背もたれ、ナプキン、衝立、全部に藤の花が描かれています。
係の方が、藤の花ことばは「歓迎」なんですよ、と教えて下さいました。
お客様をお迎えするにふさわしい藤の花に囲まれて、ちょっぴり来賓になった気分に浸りました。

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京さしものの技能を用いて杉の骨組みに美濃和紙を貼った照明が天井一面にあり、これが可動式で幾通りにも演出できるのだそうです。

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色合いの美しい着物もお披露目されていました。

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補強と装飾を兼ねた金具、餝金物(かざりかなもの)。
釘隠しや襖の引き手など、金物の美しさが光っています。

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藤の間には舞台があり、その扉には伝統的技能の截金(きりかね)による装飾が施されています。
飛鳥時代に中国から伝わったもので、主に仏像に装飾を施す技法なのだそうです。
人間国宝の故 江里佐代子さんにより、平和への祈りを込めて制作されたものとか。
金箔とプラチナ箔を用いて模様が描かれ、見る角度によって輝き方が違います。
このような技法があることを初めて知り、伝統技能の奥深さを感じました。

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桐の間は、和の晩餐室で、京料理によるおもてなしをするそうです。
藤の間が洋なら、和のおもてなしをこのお部屋でするのですね。
広くとった床の間が、より格式の高さを感じます。
洋室もいいですが、和室に慣れ育った私は、畳のある生活がやはりしっくりします。
こんな立派なお部屋はおそれ多いですが。
 
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お庭の池の上には、渡り廊下がありますが、ここでの写真撮影は禁止されていました。
渡った先には、池用の木舟がありました。
初めてこの舟に乗られたのは…、昨年、来日されたブータン国王夫妻だそうです。
乗り心地はいかがだったのでしょうか。
ちなみに農家育ちの私は、農業用水路で使用するこの舟に子供の頃、よく乗って遊んでいました。

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