花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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14.都江堰(とこうえん)
今回の旅行では、夜に大雨、時に激しい雷鳴が伴ったりと翌日の行動を心配することもしばしばありました。
昨夜もそうですが、朝を迎えるとピタッと雨は上がり、客室から眺める景色はとても幻想的。
雨が上がったことに安堵し、気持ちよく1日が始まりました。

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雅安市内から高速を走り、都江堰へ向かいます。
高速道沿いにはお茶畑が広がり、中国全土に名茶があるのがうなづけます。

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赤土色の河川を見ると「今、中国に居る」という気分になります。

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都江堰(世界遺産)に到着。
岷江(みんこう)上流にある古代水利施設です。
バスを降り秦堰楼から入場します。
もとは観景台といったそうで毛沢東、鄧小平、江沢民など国家のリーダーたちが訪れ景観を眺める場所だったとか。

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秦堰楼へ入ると都江堰の全容が見渡せました。
ほぼ毎夜降る雨のせいか、増水した岷江の流れは激しく川面も霞むほどです。
先に訪ねた九寨溝・黄龍の岷山山脈で見た小川のせせらぎが、長い流れの中で水量を増し、成都平野5300k㎡を潤す河川へと姿を変えているのです。
そして、大河・長江へとつながって行きます。

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岷江は、たび重なる氾濫に見舞われていたそうです。
紀元前256年、蜀郡太守の李氷(りひょう)が指揮を執って堰の工事が始まりました。
大規模な工事は李氷から、息子の李二郎に受け継がれ、その彼も亡くなった後、数世紀も経って完成した灌漑施設です。
現存し、今なお稼働しているのは、他に例を見ないそうです。

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魚嘴(ぎょし)、飛沙堰(ひさえん)、宝瓶口(ほうへいこう)の3部分からなり、岷江の流れは外江と内江に分かれます。
丸く弧を描いた堰堤の部分が、魚嘴。
その向こうにミニダムのように見えるのが外江堰。

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中州を挟んで右手が外江、手前側が内江。
外江は、そのまま岷江として下流へ流れて行きます。
内江は、灌漑用水として宝瓶口へ流れ込み、複数の用水路となって成都平原を潤し、豊かな大地に造り変えました。
水量が多い時は、中州の下流端にある飛沙堰で内江の水量を外江に戻すことで調整できるそうです。

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堰を形づくる竹かご。
たくさん採れる竹を使い、編んだ中に石を入れて積み上げます。

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秦堰楼からツヅラ折れの長い階段を下る頃から、雨が降り出し、これから渡る橋も傘をさして足元の悪い観光となりました。
つり橋は、安らん索橋といい、中国古代の5大橋梁のひとつで、ここのシンボルとなっています。
ガイドの段さんから「揺れますよ」との忠告。
通行定員は300人で、現在の通行人数は116人と電子掲示板に表示されていました。

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うん。確かに揺れる!
左右の通行人数に偏りができると傾き、余計に揺れて思わずロープを握ってしまいます。
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観光の最終日になって、雨に見舞われて残念に思っていたところ、
添乗員さんがキラッとした笑顔でこう言われました。

「何度かここを訪れていますが、普段は水量も少なく、灌漑施設といってもピンとくる感じが無かったんです。でも、この雨で河川の迫力と施設の重要性を見ることができて、雨がかえってよかったのではないでしょうか」。

その言葉を聞いて、なるほどと思いました。

再び、揺れる橋を渡って戻りました。
一帯が公園になっていて施設や建築物を見て回れるようになっていますが、施設のほんの一部分を見ただけで都江堰を後にしました。
正直、あまり期待していない場所でしたが、実際に訪れると一変しました。
昨年、私が住んでいる岡山市内でも大雨による河川の氾濫寸前までいっていたこともあり、改めて自然への敬意と災害回避の知恵について意識を新たにしました。

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都江堰市内で昼食です。
賑やかな街の一角にあるレストランへ向かいました。

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キノコ(エリンギ?)の炒め物

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美味しさにすっかりトリコになった宮保鶏丁(ゴンバオジィディン)
鶏肉とピーナッツの辛み炒め

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さやいんげんと芽菜(ヤーツァイ)の炒め物
芽菜は四川省の漬物のひとつで、発酵した風味がよい味付けになるようです。
これも美味しかった。

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草魚の蒸し物

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どれもとても美味しく、みんなでワイワイ頂いているのですが、円卓にお皿が乗りきりませ~ん。
ナスのあっさり炒め物も最高。

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食後にツアーにつきものの「総合民芸品店にてショッピング」
ロビーにシルクロードを表した図がありました。
成都は三国志時代、蜀と呼ばれていた場所。
蜀とは、もともと「アオムシ」=蚕(カイコ)のことだとも言われ、古来、養蚕の盛んな土地柄として知られていました。
絹織物は「蜀江の錦、蜀錦(しょくきん)」として名を馳せていました。
シルクロードや海を越えて、内外の垂涎の的だったといいます。
大陸を西へ南へ、たくさんのルートがあった事を知り、現物は「目の肥やし」だけに…

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[2012/10/25 00:06] | # [ 編集 ]

Re: Kさんから伺っていますよ。
Nさん、はじめまして。
訪問とコメント、ありがとうございます。
Kさんから伺っていたので、コメント頂いてとてもうれしかったです。

ご友人が四川省の話をされていたのですね。
写真で四川省の様子が、少しでも伝わるとうれしいです。
中国旅行記を既に2ヶ月もかかって書いていますが、旅の復習で2度楽しんでします。
また、Nさんのように喜んで見て下さる方の存在を知ると、とても励みになります。

お目に書かれる日は、近い気がします。
こちらこそ楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。
[2012/10/25 22:02] URL | 花遊(はなゆう) #- [ 編集 ]


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