花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
プロフィール

花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

最新記事

最新コメント

FC2カウンター

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

伏龍特攻隊を知る
呉市街地、休山を挟んで東の阿賀沖に浮かぶ情島。
父は、この情島でいとこのNさんが特攻の訓練を受けていたという話をしてくれました。

「潜水服を着て、爆弾を持って海に潜り、敵を攻撃する特攻訓練じゃったらしい」
「えっ!?何それ。そんな特攻があったん?」

戦争末期でのとんでもない特攻であるというのは私でも察しがつきます。
でも、爆弾持って海に潜ってとは、一体、どんなものなのか…

DSC_0021_convert_20120610212221.jpg

DSC_0024_convert_20120610211748.jpg

帰ってから調べてみると「伏龍」という特攻であることが分かりました。
潜水服を着て水中に潜り、棒の先に爆弾を付けたもので、本土決戦に陥った場合、上陸してくる敵船の船底を突いて爆破するとの事ですが、そんな竹槍作戦、なんて愚かな発想なのでしょうと思わずにはいられません。

少し調べてみたくなり、瀬口晴義氏の著書、人間機雷「伏龍」特攻隊を読みました。
新聞記者の氏の克明な取材による内容は、様々な立場での様子・証言に胸が締め付けられそうになります。

物資の供給が底をついていた中で作られた簡易潜水服。
背中にしょった呼吸清浄缶には苛性ソーダが入っており、呼吸法を間違えたり、ちゃちな作りで海水が入り、苛性ソーダが反応して沸騰したものを吸い込み気管や内臓が焼けて事故死した人が相当数いることも分かりました。
しかし、戦争記録には何一つ詳しい記述がないのです。

IMG_convert_20120610210850.jpg

終戦を迎えた為、Nさんは訓練だけで済み、事故にも会わなくて何よりでした。
また、父が聞いた話によると、当時の特攻隊員は怖気づかないように気分を高揚させる薬を打って臨んでいたらしく、終戦を迎え、お国の為に散る態勢でいた高揚感が仇となり、薬におぼれていく人もいたということでした。
Nさんは私が子供の頃から何度か会ったことがありますが、すでに亡くなっているので、今となっては話を聞く術がありません。

「回天」「震洋」「桜花」なども無謀な特攻ですが、
幻の特攻「伏龍」に命を落とした若者が大勢いた事も忘れてはいけない戦争の痛ましい事実です。

fukuryu1_convert_20120610211808.jpg
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://mapletea1224.blog67.fc2.com/tb.php/673-2fe18488
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)