花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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映画「武士の家計簿」
IMG_convert_20101220213421.jpg

封切りすぐは満席状態の人気。
1週間経って見に行ったにもかかわらず好調が続いているようです。

今年はサムライ映画が続いていますが、唯一、刀を抜かない安心度100%の映画。
なにせ「そろばん侍」なのだから。

堺 雅人、相変わらずいい役者ぶりを発揮。
中村雅俊、松阪慶子も良家のほのぼのぶりを好演しているし。

キャストもいいのですが、なんといっても注目は、原作者の磯田道史氏。
岡山の出身、Kazukoさんの同級生で「ミチフミ」と呼び捨てにする間柄でもあるらしい。
ということもあって、ますます身近に感じる磯田氏。
地元紙でもよく名前を目にするし、全国紙のコラムも書いている。
先日は「爆笑学問」という爆笑問題の番組に出て、小学生時代、古文書との出会いから、今後は忍者を調べていきたいという話まで、それはもう「時間がいくらあっても足りない」というほど、古文書をひもといていくことが楽しくてしょうがない様子で熱く語っていた。
本のプロフィール写真は、ガチガチのインテリ風に写っているが、39歳という若さ、その輝く顔つきは、子供のころの探究心がずっとずっと続いているような、そんな無邪気さにも見えて、私の中で好感度がアップした番組でもありました。

さて、映画の方に戻り、
森田芳光監督の構成の仕方がとても素晴らしい。
原作の史実を時にはユーモラスに、時には子供に厳しい教えをと幅のある作品に仕上がっているから。
特にシーンがパッと変わったと思うと、いきなりしじみの貝殻が碁石として使われていたり、
短いキセルを吸う松阪慶子のシーンなどはふ~っと笑いを誘います。

さて、猪山家の家計立て直し計画とは・・・

①家計簿をつける
 饅頭1個、大根1本の値段も記録。
 自分の結婚式も家族の葬式費用も・・・
 かかった経費はその日のうちに記録。

②家財を売り払って借金返済
 着物や茶道具から弁当箱に至るまで、合計88品目を売却。

③知恵と工夫で!日々の生活を乗り越える
 ・息子の袴着の祝いの「鯛の塩焼き」を「絵鯛」にして節約。
 ・職場に持って行く弁当も、豪華なものから質素なものに変更。
 ・白子の酢醤油、昆布じめ、焼き物など、1尾の鱈も料理法を変えて、
  食卓にバリエーションを。
 ・囲碁セットは売り払い、手書きの碁盤と貝殻で作った碁石で代用。

どれも自分の生活に取り入れられる節約術、ですよね。
人気の秘密は、こんなところにあるのでしょうか。

コツコツと地道にそろばんをはじき、毛筆で記録を30年も続けていたという事実。
今年の邦画では、高ランクに位置付けしたい作品です。
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コメント
映画は見ていませんが
実は私はこの映画を見たことがありません。
…が、数年前の『NHKの知るを楽しむ』で、『武士の家計簿』が取り上げられているのを見ました。
本も買い込んで、何度も読んだ覚えがあります。

幕末というと、志士たちの動乱の時代というイメージがあります。
薩摩や長州、土佐等以外にも全国各地に志士たちがいたようです。
越後は長岡藩と新政府軍の戦いが有名ですが、実は越後の各地からも新政府軍に味方する志士たちが大勢いました。
しかし彼らのほとんどは、西南の役の後はリストラされてしまいました。

明治新政府は実務能力のある人材は著しく不足していたものの、一方では腕力や理屈だけはあるものの実務能力の乏しい余剰人員を抱えていたからです。

猪山家が躍進を遂げたのは、なりふりかまわず身辺整理し(借金を整理)、子どもに高いレベルの教育を施したことにあると思います。
時代が大きく変わる時、時代が必要とする能力を身に付けていたことが、猪山家が大きく躍進した要因だと思います。

普通なら幕府側の加賀藩の役人が、わざわざ新政府からスカウトされるわけはありませんよね。
これは大変なことだと思います。

新しい時代を見据える目、時代が必要とする能力…がいかに大切か…猪山家の家計簿は、現代の私たちに教えてくれているように思いました。

…これは映画を見ての感想ではありません。
高塚さんのご感想とは、違和感を覚える点もあるかもしれませんが、お許しくださいね。
[2010/12/21 11:58] URL | ムササビ #- [ 編集 ]

奥深いコメント!
ありがとうございます。
確かに、時代が変わる時を見据えどう動くか、大切なことですよね。
その能力もコツコツと身に付けたものだから、いざという時に役に立つものなのでしょう。歴史好きのコメント、ためになります。
[2010/12/21 21:34] URL | 花遊 #- [ 編集 ]


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