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花遊ブログでティータイム
フラワーデザイン、お料理などの創作、出会い、旅行など、写真と文で綴ります。
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花遊(はなゆう)

Author:花遊(はなゆう)
岡山市内在住。人と楽しく関わることが大好き。夢は、古民家再生の工房を作り、そこでお花やクッキングなどをして交流の場を作ること。会社員の傍ら、フラワーデザイナーの資格を持ち教えていましたがお休み中。写真好き。目下、海外旅行と写真撮影にはまっています。

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かぐや姫の物語-試写会-
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次姉から映画試写会が当たったから、とお誘い。
3年ほど前までは、年間80本近く観ていた映画も、ここのところ、とんとご無沙汰。
会社の近くにTOHOシネマズ岡南があるという好条件にも関わらず…。
残業や仕事が終わると「集中」から解放されたいという理由もあって、家路に向かってしまう日々。

さて、今年2回目の試写会のお誘い。
スタジオジブリ 高畑 勲監督の「かぐや姫の物語」です。
何の予習もなく映画を見ました。
竹取りの翁の声は、地井武男さん!昨年6月に亡くなっているのに声が…。
地井さんの声は先に声を収録する「プレスコ」で11年夏に収録されていたとか。
遺作になってしまいました。

それもそのはず、高畑監督が8年の歳月をかけて出来上がったそうです。

ジブリアニメにあるようなはっきりした色使いの画像ではなく、日本画を思わせる薄墨色の線に柔らかい色使いの絵が本作品にとても合っています。
通常、背景は別に描くものを一緒に描く手法もとられており、より時間と手をかけた映像のようです。
四季折々の植物、虫や鳥などもたくさん描かれています。
とても良い作品です。

声の出演者も名だたる女優、俳優さんが務めています。
かぐや姫役:朝倉あきさん、媼役:宮本信子さん、捨丸役:高良健吾さん、
高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也、伊集院光、宇崎竜童、中村七之助、橋爪功、朝丘雪路、仲代達矢さんなど。
登場人物の容姿が、声の出演者と似ていたりして、想像する楽しみもあります。

だれでも知っている竹取り物語。
改めて見ると、そうそう、こういう内容だった、と再発見もできます。

かぐや姫はいったいなぜ、何のためにこの地上にやってきたのか。
かぐや姫が月で犯した罪とは…、昔の契りとは…、その罪がなぜ解けたのか…
かぐや姫の心の変化を感じつつ、美しい映像を楽しめる作品です。

最後に主題歌「いのちの記憶」を歌っている二階堂和美さん。
広島県大竹市で僧侶をつとめながら、歌手をされていて、この映画で大注目されています。
高畑監督がホレこみ、大抜擢となったようです。
とてもこころに響く歌です。



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八日目の蝉
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久々に映画。
春先、公開作品にこれといった惹かれるものがなくちょっとご無沙汰でした。
3~4作品気になるものがあり、\1000のレディースデーにと、まず行ったのがこの作品。

毎朝、欠かさず見ている井上真央ちゃん。
「おひさま」では、“太陽の陽子”、素直で明るい女学生~先生を演じ、キラキラと輝いている。
最近見たテレビドラマ「花いくさ」では、祇園の元芸子さんで実在する岩崎峰子さんを演じ、祇園で生きる女性の心の機微を見事に演じていた。
そして八日目の蝉では、乳児誘拐され4歳になって実の両親の元へ戻ったものの、
両親との接し方や家庭というものに馴染めず、影のある女子大生を演じている。

最近の彼女の演技力には大注目している。

永作博美、森口瑤子、田中哲司、劇団ひとり、余貴美子、風雪ジュン、田中 、小池栄子、などもがっちりとシーンを盛り上げる。

見るまで知らなくてびっくりしたのが、岡山ロケがされていたこと。
フリーライター(小池)と共に小豆島へ渡り、逃亡生活の記憶をたどる。

岡山交通のブルーキャブの運転手役が、徳井 優さん(岡山弁がちょっとわざとっぽい?)。
京橋付近、市電などが写り、新岡山港からフェリーに乗る。

その昔、友達のツテを頼って小豆島にやって来た母子。
母の手には、天満屋の紙袋。
紙袋を持った手で髪をかき上げるシーンでTENMAYAのロゴが、目立つように写る。
地元企業への配慮も欠かさない演出?
ちょっとばかり見え見え…。しかたないのかな?

身近な距離の小豆島も自然たっぷりに撮ってある。
姉の友達の感想のように「後半、観光地紹介みたいだった」と受け取る人もいるかも。

しかし、ヒューマン・サスペンスとして最後まで飽きることなく楽しめた。
私の今年のベスト10に入る作品になると思う。

ヒアアフター
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ヒアアフター、来世がタイトルの映画を見ました。
監督はクリント・イーストウッド。

映画の導入部分で津波に襲われるシーンがあるのですが、
映画をみた2日後、実際に日本でに起こるとは微塵も思っていませんでした。

パリで活躍するジャーナリストのマリーが、休暇を過ごしていた東南アジアで津波にのみ込まれるシーン。
大きな波が激しいスピードで街並みを飲み込んでいく。
ショッピング中の彼女ものみ込まれるのですが、その撮影はどうしたのだろうというくらいリアルです。
流されてきた車や漂流物に身体をぶつけ・・・意識を失いつつも救助され一命を取りとめます。

映画では映像をきれいに見せる為か、濁りのないきれいな津波の中でもがく彼女。
しかし、日本で起こった津波はまるで別物でした。
黒く濁り、悪魔が襲いかかるように徐々にその威力を増していくというもの。
あってはならないことが実際に起こり、とてもつもない自然の脅威を思い知らされました。

過去に例を見ないM8.8の地震のすぐあと、巨大な津波の襲来、
時間を追うごとに甚大な被害状況に目を覆うばかり。

ニュースから目が離せません。
映像を見て、涙があふれてきます。

一方で今日はチェーンメールが2人の友達から転送されてきました。
関東の電力が足りないので、西日本の電力会社から供給されるので節電を心がけるよう、すぐに友達にメールして下さい、という内容。
いい内容にとらえた友人達が純粋にすぐ、転送してくれたことは責めるに値しない。
しかし、これはチェーンメールで情報インフラに悪影響を及ぼすから、転送しないように。とすぐ返信をしました。
誰が発信元か判らないメールはチェーンメールと思い、自分の所でストップさせましょう。

余震に気をつけ、災害からの復旧が少しでも早く行われる事を祈るばかりです。
大地の詩-留岡幸助物語-
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岡山県高梁市出身で留岡幸助(1864年~1934年)という人物がいたのを初めて知りました。

日本の社会福祉の先駆者で、感化院(現在の児童自立支援施設)教育の実践家。
現在も存在する北海道家庭学校の創始者として知られる。

主演は村上弘明さん、妻役に工藤夕貴さん
ほかに、村田雄浩さん、石倉三郎さんなど、演技に定評のある役者さん揃い。
山田火砂子監督は、以前、岡山に孤児院を作った石井十次の映画「石井のおとうさん ありがとう」でもメガホンを取った、岡山にご縁のある方。

知り合いでこの映画製作に関わっている方から
映画製作協力券(前売り券)を¥1000で購入させて頂いて、
19日(土)に封切、10時の回に駆けつけました。

岡山出身の出演者、吉岡奈都美さん、山田太郎さんの舞台挨拶もあるということで、シネマ・クレール丸の内は外まで行列ができていた。びっくり!
岡山の貴重なミニシアター、いつもこのように活況であって欲しい。

舞台挨拶にはTVカメラ、地元紙の取材なども来ていて華やか。
吉岡奈都美さんは就実高校出身で水泳選手で活躍した、スラリと長身の美人さん。
そして一宮高校在学中の山田太郎さんは、石井十次の時から山田作品に出演しているらしい。
「山田太郎という名前は、本名です・・・」控えめながらも笑いを取るのがうまい。

作品の上映が始まると、幸助役の村上さんがとてもしっくり合っていて、
人の為に自分の志を貫く留岡幸助という人の偉大さを知りました。
太郎くんも不良少年役を好演していて、どことなく村田雄浩さんのような雰囲気を持っているなとも。

映画を見て涙し、上映が終わって、吉岡さん、山田さんと握手してまた感動がこみ上げてきて涙し・・・。
泣くつもりはなくても、自然と涙があふれてきた。
私の「太鼓判」のバロメーターだ。

今回は一人でしかいけなかったので、ロビーで映画製作協力費として気持ばかりの寄付をさせて頂いた。
ありがとうございます。

今日の児童虐待、家庭崩壊など殺伐とした世の中、幼い頃の家庭教育の大切さをこの映画は教えてくれます。

「石井のおとうさん ありがとう」の時のように、
じわじわと評判が広がり、ロングランの作品となっていって欲しい。

26日(土)、27日(日)の10時の回には、監督の舞台挨拶もあります。
ヒッチコックのように、山田監督が映画の中にも登場します。

映画新年座談会
前の部署で映画好きが集まっての新年会を今年も開催。
岡山駅前の映画館メルパで、今日封切の「ガンツ」を見た後、食事会という流れでした。

TOHOシネマズ岡南が職場近くにできたので、駅前メルパはホント久しぶり。
ここは各種カードを提示すると、平日でも¥1000でチケットが買える。
中国銀行のカード「ドリーミーカード」も対象で、私はそれを提示して購入。
ただし、席のリザーブができないので、開場前、ティーンエイジャー達で結構混雑していた。

人気なんだ、二宮くんも松ケンも。
40代の男女4人は、ちょっと場違いな感じ、かな。

ガンツのストーリーは、まああんなものかな、という感じだったが、ガンツ2に続く2部作。
どう終わるのか興味はある。

映画を見終わって、6時から近くのお店へ。
韓式鉄板焼タナタナというお店。
ここで、映画は見られなかった私の友達とK君が加わり6人。

写真のように水晶でバラ肉を焼くという手法。

6時~9時前まで、映画~NHK大河ドラマ、その他諸々、いっぱい話をした。
楽しいひと時だった。

仕事に関する話は一切なしで、こんなに楽しい時間が過ごせる仲間に感謝。
いい休日でした。

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